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S339 シャサワン・キリム |
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| イラン北西部、シャサワンによって制作された袋物の表面。 2枚を同時に買い付けた上、フィールドに描かれている模様が同じであった事から、同じ家庭で制作されたものと思っていました。 加えて、イランから送られてきた画像で見る限り、もう一枚(S338)と比べで装飾が控え目な上に袋の裏面と思われるブラウン地が上に残っていたので、これの方が劣るのかなと思っていた所、実際にはこれの方が薄手に織られた古い物であり、色合いも鮮明でした。 もし、同じ家庭で制作されたのならば、姉妹ではなく母と娘くらい、少なくとも同じ集落です。 単純に模様だけを比べると、その過密さは半減します。 ですが、前作の様に配色を暖色系・寒色系で分ける事はせず、思うがままの色とりどりの配色。 また、一つずつの模様が大きくなる事で、そのミックスされた色調が天然色ならではの調和のとれた華やかさを演出。 この手の華やかな装飾の場合、普通、下地には黒系統色を使いますが、これは赤褐色に拘っています。 前作を振り返ると、ベースには同じ赤褐色でも、ややトーンが暗め。 こうする事で、ジジムとの対比を生み出していたのですが、これはベースも強い色調の上に更に負けじと色とりどりの色彩で飾るので、やはり、濃厚色で仕上げる自信があっての事でしょう。 イラン北西部からアゼルバイジャンにかけての地域は、自然の草花に恵まれ、あの有名なカザック絨毯を生み出した土地。 この袋の制作者の家族も、きっと古い時代から続く染めの技術に長けていたのだと思います。 年代が下るにつれ、少しずつですが確実にその技術も製法も失われ、いずれは化学染料にとってかわられてしまいます。 年代応分のダメージはあるものの、ジジムの擦れは少なく、その醍醐味が存分に楽しめます。 特に年代を示すと言われる緑は、濃い目の黄色をこれまた濃い青で藍染めするのでより濃厚になります。 染色に使う道具もそう大がかりな物では無く、小振りな鍋で何度も染め直したのでしょう、色むらの出易い藍染はもうムラムラ加減が絶妙で手仕事の味わいを満喫できます。 上下に房止めをした後、経糸の解れが無いかを検品してから納品予定です。 |
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