キリムの店*キリムアートアトリエ |
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M344 シナン・キリム |
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| 一目でそれと分かるシナンのキリム。 シナンで一番有名なヤストックのデザイン/モデルをキリムに使ったもの。 実際、チフカナットの大判では似たものが時折見つかりますが、このセッヂャーデでは滅多に見つかりません。 しかも、お祈り用サイズなのにミフラブとはせず、ヤストックのモデルを貫いている所がユニーク。 多分、壁に掛けて使うものです。 この手のキリムやヤストックの類は、もう市場には出て出来ません。 マラティアに行っても、誰一人として保有している人には会えません。 全て、個人コレクターがひっそり所蔵しているからです。 これもその一つ、顔の広いマラティアのボスが、個人宅を訪問して、シナンのヤストックやヘイベ等と共にまとめ買いした物の一つです。 今ここに見られる色合いは、シナンの田舎で買い付けた当時の色合いそのまま。 極短期間は使われたと思いますが、その後、箪笥に仕舞って置かれたキリムなので、ほぼ制作された当時そのまま。 年代がもっと若い化学染料であれば、それはもう毒々しい色をしていますから、昔のままの色合いがこれならば、落ち着いた色彩と分かります。 少し退色させればもっと色むらが出てきて、天然色らしい味わいも出てきます。 特にこの緑色は、退色するとマラティアの古いキリムらしい味わいになります。 黒の他は天然色だと思われます。 この黒は真っ黒ではなく、茶色やグレー系等を混ぜた色彩なので、色褪せするとムラが出てきます。 これぞマラティアの醍醐味の一つ。 試しに、裏面を日干しして変化を確かめる等、使われていないキリムならではの楽しみ方もあります。 勿論、マラティアの人は、シナンのオールドキリムに化学染料は無いと今でも言います。 さて、一通り画像をご覧頂くと、左の端のキリムが少し余り気味なのに気が付きます。 これは、水平機で織り進めて行く内に少しだけ右に傾いて、左側を少し織りすぎた所為です。 ただ、織り手もそれに気が付いたのか、修正してあり、センターラインは限りなく真っすぐに走っています。 大判のキリムならストレッチで矯正したと思いますが、このサイズならば延ばし代(しろ)が少ないので、キリム全体から少しずつ右に引っ張っていく事になり、結果として、綺麗な四角い形になっても、模様が歪む可能性があります。 その価値があるのかと言えば疑問なので、私自身で少しだけ補正を掛けています。 一週間頂ければ、あともう少し補正も可能です。 ある意味、これ程シナンらしいキリムも無いでしょう。 大判サイズはそれなりに迫力があるものの、飾るには大き過ぎるため、これ一枚を壁に飾って頂ければシナンらしさに満たされます。 また、少し退色させる事で、古いキリムらしさも感じられるようになります。 実際、マラティアで見かけてセミアンティークのキリムを裏返してみると、正にこれと同じ色合いをしています。 やや薄手のキリムですが、ほぼ未使用と思われ、コンディションは完璧、織られた当時のままです。 |
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