キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
こだわりのキリムで作ったバッグや
クッションカバーも取り扱っています。
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L180 ガジャリ

産地 ガジャリ GAJYARI
年代 1920年頃
大きさ 191~221*317cm
※房は約30cmあり、縦方向は250cm程度
価格 120,000円


横幅のある大判ガジャリ。
まず産地についてですが、見た目だけでは今一つ決め手に欠けます。
マラティアで買い付けしましたので、その周辺地域でこの手のガジャリを得意としているエリア、そして、色合いがカラジャダーに近いものがある事から、ウルファ辺りではないかと推察します。
次にサイズは、画像からお分りの様に、4枚のキリムを繋ぎ合わせて出来ており、1枚のキリムが幅広です。
これらガジャリの類は、表面に見えている色の付いた経糸を張ってから織り込んでいく手法の為、長いキリムを制作する事に長けています。
反面、手元で織り進めるので、織り手の手の届く範囲でしか作れない事から、幅は30~50㎝までと制約がある中、これは大きく上回る大きさがあり、織り機を工夫する等何かしら特別な調整をする事でなし遂げられたもの。

また、画像を見てお分りの通り、壁飾りとして使われていたものでしょう。
もし、ペルデの様なカバーとして使うなら、凹みや長い房は必要ありません。
ただ、壁に釘などで固定する様な使い方をするため、軽量化は余り考慮されず、これはやや重量があります。
正直、天然色が綺麗なのと物珍しさに惹かれて買い付けましたので、用途は全く未定でしたが、この画像を撮影して、一休み、そして、振り返ると、デッキの上に広がった姿が妙に似合っていました。(最後の画像2枚)
これは室内敷きとして使うと面白いのではないかと思います。
古いキリムですがほとんど使われた形跡がないので、これから大いに役に立ってくれるでしょう。
勿論、全て天然色です。
掲載画像は太陽光の当たる屋外のため、この手の天然色は室内でご覧になると暗い感じに見えると思い、掲載画像では暗めのものを選んであります。




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