キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
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ci194 カラプナル

産地 カラプナル
KARAPINAR CICIM
年代 1960年頃
大きさ 106〜109*85cm
価格 46,000円


知っている人は知っているカラプナルのジジム。
初めに、背面の生成り色のせいで、全体的に画像は暗く写っており、太陽光による露出オーバーは起き難い状態です。

周知の通り、カラプナルではありとあらゆる織物を大量に産出しており、ジジムもその特産の一つで、赤や白だけでなく、緑や青色など実に様々。
ただし、これはそれらと性格が異なり、敷物としてではなく、初めから飾りとして制作されました。
その特徴は、殆どがこのような小さなサイズで、テーブルに相当する物の上に掛けて使うキリムではなかったかと推察します。
稀に、これと同じデザインを用いた4m程の細長い壁飾りもあります。

いずれも室内装飾用ですから、他のジジムと違って明らかに薄手な上に、スマックに似た技法で花柄を中心として織り込まれています。
これら装飾用のジジムは少数しか制作されていませんから、当時としてはこだわりのあるインテリアだったのでしょう。
買い付けたのは今から8年以上前になり、果たして、今これらジジムが見つかるのかどうかは定かではありません。

ではなぜこれを買い取ったのかと言うと、色柄とデザイン、そして保存状態が私の知る限りで一番良かったからです。
この白ジジムの欠点はベースが白い事で、8割から9割近くに何かしらのシミがあります。
そのシミは黒ずんでおり、明らかに使用による汚れです。
稀に完全未使用品が見つかっても、今度は、年代が若く装飾性も劣るので、とてもご紹介できるレベルからかけ離れたものです。
いつか、一度で良いからご覧に入れたいと思っていて、やっと見つけたのがこの一枚。
天然色がどうかはっきりしませんが、緑色の濃淡も見られます。
花瓶の花柄といい、小鳥の模様までも、全てが完璧です。
ただ、部分的に花瓶の模様から黒紫がにじみ出ている部分があります。
それでも20年来探し求めてきて、これ以上の物は無く、私にとってのベストな一枚です。




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