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ca321 マデン・カーペット |
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マデンのヤストック絨毯。 ニーデ県の東の端、カイセリとの県境にマデン渓谷という風光明媚な所があり、その麓にマデンの村があります。 因みに、南はアダナ、トロス山脈から続く隆起によりマデンの山々が形成されたと考えられます。 そして、その麓で生活していた人達が制作した絨毯が人気を博し、「どこで織られた?」との問いに対して、「マデンの辺り」と答えたのだと推察します。 ですから、マデンの絨毯は種類が豊富です。 間違い覚悟で言うなら、西のタシュプナルと東のヤフヤルが混ざり合い、この地方独自のスタイルが出来上がった様に思います。 詳しくは知りませんが、中央アナトリアではかなり名の通った絨毯です。 画像をご覧の通り、実に凝ったデザインのメダリオン模様。 複雑に変化する輪郭模様等、正に手仕事ならでは。 絨毯を織る技術に長けているだけでなく、織り進めながら変化も加えていくだけの才覚が見て取れます。 上に行くほど凝ったデザインになっている事から、次第に気分が高揚してきたのでしょう。 赤い背面は勿論、茜の赤色です。 現状は洗って干しただけ、若干形を整えましたが、本式のストレッチは行う事なく、ここまで復元しています。 上端のキリム部分の房はループ状になっており、織機に掛けて織った当時の状態そのままです。 下側のみ房止めを行いました。 やや重厚な絨毯に出来ていますが、その名に恥じない目の詰まり具合なのに絨毯面も適度にこなれており、気持ちよくお使い頂けると思います。 使うにつれて、この厚手のパイルが艶々としてくるでしょう。 |
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