キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
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fc177 マラティア・キリム

産地 マラティア MALATYA KILIM
年代 1920年頃
大きさ 139*120cm
価格 35,000円


マラティア辺りのチュアルを開いたもの。
この手のチュアルが在庫にたくさん出来ましたので、比較しやすいよう、続けて掲載します。

まず、産地についてですが、マラティアで買い付けたものですし、マラティアのバザールに居合わせたキリム屋のおじさん達もマラティア産だと言います。
唯一、オーナーであり情報通の彼だけ、ヨズガットの方面だと言います。
ただ、その人も結構勘違いしている時もあるので何とも言えませんが、一つの見解としてご紹介します。

現状、破損がありますが、何も修理せずに洗ってストレッチしただけです。
大きな破損は一箇所のみで修理はそれ程難しくありませんし、上下の縞模様にある小さな穴は房止めする際に落とせば済みますので、高い価格で販売する予定で買い付けました。
しかし、洗い上がってみるとブラウンが朽ちている所が結構あり、そのため、修理代金がキリムの価格を超えてしまいます。
幸い、これは古いものであり、観賞用として見栄えしますから、オリジナルの姿そのままで提供する事にしました。
お勧めは、重厚なスマック部分。
同じタイプでもこれは少し幅広に出来ているせいか、迫力があり見慣れていても、やはり目を引くようで、いつのまにかバザールのおじさん達が集まってきました。
何が違うのか分かりませんが、三角形と菱形で構成された複合ベレケット模様はよく区画整理されており、流石だと感心します。
不可思議な点は、左下の縞模様がせり上がっており、何かしら意図していた事が伺えます。
また、画像でお分かりでしょうか、スマックの暗い色目にはなすび色が使われています。
実用は難しいかもしれませんが、壁掛けとして十分に見栄えするチュアルです。




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